その日の帰り、明日からは俺に付くようにと事務連絡だけ行い解散。
次の日から俺の下で使ってみた。マジで今まで何を教えてたのか理解出来ない位仕事出来なかった。というか本当に教えられてないなってランチまでに確信を得ていた。当初は挨拶がてらランチミーティングでもしようかと思ったけど、これはいかんと思い上司に報告してから指導役の社員を呼び出した。本人の口から指導内容を聞いたら雑用係扱いだし仕事は教えてないし散々だからブチギレてやった。ランチ休憩終わっても俺がキレた事が伝わったのかコウタもキレられると思い寄ってきたから、
おい、同期と差付けられてるのは分かるな?埋める気あるか?あるならガンガンやるしかないけどどうする?と聞いた。怒られる前提で寄ってきたからか最初は面食らってたけど理解した後はデカい声ではい!あります!と。
俺は全ての仕事に時間制限を設けて、時間ごとに呼びつけ進捗を報告させ問題点を指導というのを繰り返して続けた。これ、やられる方はキツイのは分かってるけど、一から教えてたんでは間に合わない。分からないところはメモさせたり的役だと思う人に聞きに行かせたり、手抜いてる時はキレたり色々やりまくった。自分の仕事と並行してやらないといけないから自分もキツかったし頭おかしくなりそうだった。だって指導役の社員の再教育もやってたから。
コウタは俺の下に来てからは不貞腐れてた顔をする事が無くなったし、俺が疲れてる時にはコーヒー買ってきたりと気遣いまでみせてくれるようになっていた。
俺、仕事面で認められてるとは思うけど、完璧じゃない。それをコウタがフォローしてくれる様になった時はすげぇ嬉しかった。
自分の企画書を持ってきた夜、初めて2人で打ち上げをやったんだ。